緊張を味方に
オンライン家庭教師ではなく、教室での実績になります。
T・Kさん
- 得意な科目 / なし
- 苦手な科目 / 地理
- 将来の夢 / 創薬に携わる仕事
- 1日の平均勉強時間 / 平日 約5時間 休日 約10~11時間
- 受験を1文字で表すと / 支
- 高校時代に1番夢中になったこと / 趣味が合う友人たちとの交流
- 合格を確認した瞬間の気持ち / 安堵
高校1年から通い始めた受験舎
Tさん、合格おめでとうございます!1年生の頃からずっと通ってくれていたから、何だか感慨深いです(笑)。
ありがとうございます!
それでは早速お話を伺いたいと思います。Tさんが通い始めたのは確か高校1年の…
11月頃からです。
なぜ受験舎に通い始めたんですか?
以前通っていた塾は集団授業だったのですが、集団授業の形式が合わず個人授業の塾を探していたところ、インターネットで受験舎を見つけました。ホームページに載っている合格体験記や体験授業の時の雰囲気が良いなと思い受験舎に入塾しました。
どんなところが良かったのか覚えていますか?
体験授業の時に、先生がみな優しかったところです。分からないところがあった時に1から丁寧に説明してくれたところがいいなと思いました。
受験舎に通い始めてからはどうでしたか?
国語は分からない問題に当たった時にどこで見切りをつけて次の問題に進むかを教えてもらったことが役立ちました。この事を教えて貰ったおかげで、分からない問題にあたった時に、その問題をずっと考えてしまって時間が足りなくなってしまう、ということが無くなりました。 また、解答に対して、なぜこれが正解なのか間違いなのかを自分で説明する「理由付け」なども役に立ちました。「理由付け」をすることによってマーク式の問題をデータ的に処理できるようになり選択肢が絞りやすくなったと思います。
数学では分からない箇所を質問すると一つの解法だけではなく、その他の解法も沢山教えてくれる点が共通テストの時にとても役立ちました。 共通テストでは問題で提示されている解法に沿って解き進めていくことが必要であり、解法の自由度が低いという面で苦手意識がありましたが、平山先生に質問をする時、1つの問題に対していくつかの解法を教えてくださったことで自分の思い描く解法と違う解法を提示された時も動揺せずに解けるようになりました。いくつかの引き出しを持っておくことは二次試験にも生きたと思います。
化学では反応のイメージを説明して頂いた事が役に立ちました。教科書には書かれていない電子の反応なども踏まえて説明して下さることで、より反応のイメージがしやすくなったと思います。それと化学の授業中、沢山談笑したことも良い気分転換になっていました(笑)。
英語は伊藤先生がくれたプリントを解き進めていく感じで、自分でやった参考書は竹岡の英作文くらいでした。 伊藤先生の授業では、沢山和訳をするので文をこなすうちにだんだんと和訳力がついていったように感じました。
授業以外で受験舎の良かったところはありましたか?
自習室を頻繁に利用したことが良かったなと思います。受験舎の自習室はいつも誰かしら人がいるので周りを見て私も頑張ろう、という気持ちになりました。
緊張こそ実力発揮の源
次はTさんがどのように受験勉強に向き合っていたかをお聞きしたいと思います。得意教科について、おすすめの勉強法はありますか?
得意科目といえるほど突出してる科目がないのでなんとも言えないです…すみません。
得意教科がないっていうのは珍しいですよね。ただTさんは受験舎に通い始めた時から特に英数国の主要三科目はバランスよく勉強していましたよね。 では、苦手教科について克服するために工夫したことはありますか?
地理が苦手だったのですが、鈴木先生に地理の勉強法をアドバイスしていただいて、お勧めされた「山岡の地理B教室」という本を読み、地理を暗記ではなく流れで理解することで共通テストの問題が解きやすくなりました。
確かに1年生のときから暗記が苦手ってずっと言っていましたよね。これはぜひ地理が苦手な人に参考にしていただきたいですね。他に役立った参考書や問題集はありますか?
数学は「一対一対応の演習」です。数学はほぼこれを使っていました。
英語は「竹岡の英作文」、国語は「マドンナ古文」です。
化学は「橋爪のゼロから劇的にわかる無機、有機化学の授業」です。語呂合わせが沢山載っているのでおすすめです。
物理は「物理のエッセンス」「良問の風」です。王道ですがオススメです。
高校3年間の勉強の中でこれをやっておけば良かったと思うことは?
もう少し早く受験モードに切り替えるべきだったと思います。高校受験よりも大学受験の方が覚えることは圧倒的に多いので、同じ感覚でいると地獄を見ます。
Tさんはいつから受験モードに切り替えましたか?
2年の12月頃だったと思います。それだとギリギリだったので理想は2年の初めから受験モードに切り替えるべきだったと思いました。
なるほど。確かに高校受験と同様に考えると、大学受験はかなり厳しいですよね。では受験モードに切り替えて、志望校対策をするようになったと思いますが、その際、注意していたことがあれば教えてください。
志望校で頻出の分野を過去問などで最初に確認しておくことです。どの分野からも満遍なく出す大学もありますが大学によっては毎年決まった単元から出てきたりもするので、各自の志望校によってやるべき単元の優先順位が変わってくると思います。 現役生は特に時間が無いので効率よく勉強を進めるためにも確認しておいた方がいいと思います。
効率はとても大切ですよね。次に、勉強に対するモチベーションは何でしたか?
問題がどんどん解けるようになっていく感覚が1番のモチベーションだったと思います。ずっと理解できなかったことが理解できるようになったり、間違えた問題が解けるようになったりなどといった時の嬉しさがやる気に繋がりました。
モチベーションが下がってしまったときはどう対処しましたか?
好きな教科を比較的多めにやったり、好きな音楽をかけて気分をあげることで対処していました。
受験期にスランプはありましたか?
3年生の春、夏頃がスランプでした。自分の感覚では伸びているように感じても、模試の結果がそれに伴わなかったりと精神的にかなり辛かったです。 辛い時は音楽を聴いてやる気をおこしたり、それでもダメな場合はカフェなどに行って、気分転換をしながらやっていました。
共通テストや二次試験の入試当日の精神状態はいかがでしたか?
共通テストの日は妙に落ち着いていてあまり緊張しなかったです。逆に二次試験日は緊張しっぱなしで試験会場までの道のりが物凄く長かったのを覚えています。
そんなに緊張していたんですね。入試本番では実力を発揮できましたか?
ニ次試験は自分の実力を十分に発揮できたと思います。私個人にしか当てはまらない話になってしまうかもしれませんが、私は緊張している時ほど実力が発揮できるので、実力を発揮するにはある程度の緊張が必要かなとも思いました。
緊張している方が実力が発揮できるんだ?
次がない、と自分で自覚することによって緊張感が高まり、その1回に全力を注ごうとするからだと思います。 緊張していない時は頭が冴えないというか、、、あまり参考にならないですかね。上手く言葉で表せなくてすみません(汗)。
いえいえ、わかりますよ。きっと緊張感がより高い集中力を引き出してくれるんでしょうね。確かにリラックスして授業を受けていた時ほど、ケアレスミスが意外と多かった気が…(笑)。
そうだったかもしれません(笑)。
試験中にパニックに陥ったことはありますか?
ありました。パニックになった時は深呼吸して自分を落ち着かせて対処しました。その問題を1度飛ばして、自分のわかる問題から解いたりしていました。
正しい対処の仕方ですね。では勉強について「ここはがんばった」と自分をほめてあげたいポイントはありますか?
趣味を受験期の間控えたことです。受験のために我慢しました(笑)。
そうでしたか~。受験が終了したから今後は思う存分楽しんでくださいね!
視野を広げて自分の道を進む
将来の目標・夢は何ですか?また大学でやってみたいことは?
将来の夢は創薬に携わる仕事につくことです。大学では研究室で有機化合物の合成の研究をしたいです。
受験が終了した今、一番感謝したい人は誰ですか?
親です。金銭的にも精神的にも親の助けなしにはここまでやってくることは出来ませんでした。
そういえば受験舎で勉強のことを先生と話す際には、いつもTさんご自身と話していたので、親御さんとお会いしたのは入塾当初の面談ぐらいだったかと思うのですが、親御さんは具体的にどのような関わり方をしてくれましたか?
おすすめの参考書や、大学の情報などを調べてくれたりなど、情報の面でのサポートが物凄く助かりました。
多くの情報を提供することでTさんに様々な選択肢を示して、かつTさんが勉強にだけ集中できるようにしてくれていたんですね。 それでは最後に後輩の皆さんへメッセージをお願いします。
受験勉強は自分の思い通りに行かないことも多々あるかと思います。そんな時、ひとつの考えに固執することなく、時には、他の選択肢に目を向けてみることも必要な事だと思います。受験は選択の連続で自分の選択が正しいのかと不安になることもあるかと思いますが、自分を信じて最後まで頑張ってください。応援しています。