
あきらめずつかみ取った合格
オンライン家庭教師ではなく、教室での実績になります。
川俣拓輝くん
- 得意な科目 / 生物・化学
- 苦手な科目 / 数学
- 将来の夢 / 信頼される小児科医になること
- 1日の平均勉強時間 / 約10時間
- 受験を1文字で表すと / 我 (我慢すること 自分を知ること)
- 高校時代に1番夢中になったこと / 部活
- 合格を確認した瞬間の気持ち / 驚きと嬉しさ
医学部受験に向けて
いつ受験舎に入塾しましたか?

2024 年の 3 月です。
なぜ受験舎に入塾しようと思ったのですか。また他の塾は考えましたか。

現役生の時は医学部を志望して共通テストを受けたのですが、ボーダーラインに全く届いてお らず、医学部を受験しても受からないと分かっていたので、宇都宮大学の農学部を受験しまし た。合格したのですが、最初の目標である医学部を目指すために浪人を決めました。 学校の先生からは医学部専門予備校を勧められていましたが、受験舎に通うことを決めた理由 は、最初の面談で、鈴木先生から福島県立医科大学のことを詳しくお聞きし、1 年間勉強すれば 合格できる可能性があることを知り、浪人するにあたって目指すべき指標を明確に得ることが できたからです。家から近いことと授業料のことも考慮し、受験舎を選択しました。
受験(医学部)を目指したのはいつからですか?

学年全体の雰囲気から大学受験を意識したのは高2の冬頃でしたが、医学部を志望しようと思 ったのは高3の秋頃と遅かったと思います。ちょうどその頃から成績が徐々に上がり始めて、医 学部を意識し始めました。
高校生の時は部活との両立は大変じゃなかったですか?

高 1、高2の冬までは1日 1.2 時間程度しか勉強していませんでした。もっと勉強時間の確保 や勉強の仕方の確立などを行うべきだったと思います。特に数学はもっとやっておけばよかっ たと思います。
大学受験を意識した高 2 の冬頃からは朝の早い時間から学校に行き、友達と一緒に勉強してい ました。ちょうどその頃に成績が悪く、部活を辞めようと思っていたのですが、それ以前よりも すきま時間を有効的に活用して勉強時間を確保することに努め、部活を最後まで続けながら勉 強も頑張りました。自分は最後まで仲間たちと部活をやり通すことで一体感が生まれ、その仲間 たちと一緒に目標に向かって勉強することで、お互いに刺激を与えあうことができました。も し、部活との両立で悩んでいる人がいるのであれば、最後までやり切って欲しいと思います。
入塾してからの受験勉強について
もう一度医学部を目指すために浪人して勉強を始めて、高校生の時との変化はありましたか?

勉強量が増えました。平均 10 時間は勉強していたと思います。また、浪人して変化したことは、 勉強の仕方です。高校生の時は 50 分勉強して 10 分休憩することを繰り返していました。浪人 生になってからは、集中力が続く限り勉強を続け、集中力が切れ次第休憩をとるようにしていま した。結果として勉強量の増加につながり、成績がしっかり上がったのだと思います。
塾の自習席でもしっかり集中して勉強していましたね。

自習席は平日の13時半から授業が始まるまで毎日使っていました。
授業を受けている教科で気をつけていたことや授業を受けて良かったと思うことは何ですか?

英語に関しては、英語長文を読むために必要な英単語を徹底して覚えました。授業では分からな いことをすぐに質問ができ、丁寧に教えていただけて良かったです。英語長文は本当にたくさん 添削していただき、英語長文に対する抵抗感もなくなり、スラスラと読めるようになりました。
数学に関しては、ずっと青チャートを解いていました。重要な単元や入試対策問題集でよく見 る単元を中心に勉強していました。苦手な教科だったこともあり、分からないことは自分で理解 できるまでどんどん質問していました。その結果、質問したことに加えて、より発展した問題へ の応用や他の分野にも共通していることなど、入試問題を解く時に必要になってくる知識をつけることが出来ました。
生物に関しては、教科書や「大森徹の最強講義」を繰り返し読み、セミナー生物を繰り返し解い ていました。授業での解説を聞き、より普段の生活に結びつきやすくなりました。また、自分が 興味を持っていた人体のことに関連した事項が多く、問題を解くのがどんどん楽しくなり、現役 生の時から得意科目であった生物が、授業を受けてより得点源になりました。
化学に関しては、現役生の時から一番成績が伸びた教科であり、勉強していて楽しい教科の一 つになりました。現役生の時はあまり得意ではなかったのですが、授業での質問を丁寧に教えて 下さると同時に、化学に囚われない話なども楽しく、ためになりました。
受験勉強をしていて、モチベーションが下がることはありましたか?

ありました。月に一回くらい受験を辞めたいと思ってしまいました。ふとした時に思ってしまう ことが多かったです。
そんな気持ちになってしまった時に、どのように気持ちを切り替えていましたか?

医学部に合格して、大学に通っていることを想像したり、医師になりたいという気持ちを強く持 ったりするようにしました。また、そのような時の対処法として行っていたことは、無理やり勉 強することでした。少しで良いから勉強しようと 5 分くらいと短い時間を目安に無理やり勉強 しました。やってみると意外とすぐに長い時間勉強が出来ました。どうしても気持ちが切り替わらないときは、自分の好きなことに時間を使いました。テレビや動画を観たり、体を動かしたりして気分転換をしていました。
また、福島県立医科大学に合格した先輩と話す機会を設けてもらったこともモチベーションを あげる要因でした。同じように受験舎で勉強して合格した先輩に不安なことを質問することで、 安心して勉強に集中できました。
入試本番から合格まで
ここからは実際の入試についてご質問します。まず、共通テストを受けてから数日後に自治医科 大学の入試が続きましたがどのような心境でしたか?

共通テストでは点数が思っていたよりもとれず、実力が発揮できなかったと思います。ですが、 共通テストが関係ない自治医科大学の入試が迫っていたのもあってか、すぐに切り替えること ができ、勉強に集中することが出来ました。
自治医科大学の入試はどうでしたか?

数学は過去問を解いた問題よりも難しく感じながら、点数を取らないといけないという思いか ら焦って空回りしてしまいました。数学が最初の教科だったこともあり、その後の教科にも少なからず影響があったと思います。
生物・化学は過去問を解いた時よりは出来ていなかったですが、そこまで悪くなかった印象が あります。ですが、理科を得点源にしたかったので、もう少し点数を取りたかったです。 英語は過去問通りに解くことができた気がします。
残念ながら自治医科大学は合格できませんでしたが、もっとこうしておけばよかったと思うことはありますか?

共通テストにも当てはまるのですが、自分の実力を発揮するためにもっと冷静になるべきだったと思います。基本的なことかもしれませんが、解けないと思う問題に固執せず、より簡単な問題から解き、多くの問題に触れて点数にすることが重要だったと思います。自分はそれができ ず、思ったように点数を取ることが出来ませんでした。
自治医科大学の合格発表の結果の後、福島県立医科大学の入試に向けて、どのように気持ちを切り替えましたか?

入試本番の手ごたえから落ちたと思っていて、本当にこのままで福島県立医科大に合格できる のだろうかと不安になり、志望学部を変更した方が良いのではと迷うほど、自信をなくしました。 正直、自治医科大学の一次試験は合格できると思っていた分、とても落ち込みました。 その後、周りの人に意見を聞いたのですが、鈴木先生との話がとても重要だったと感じていま す。そのおかげで、過度に不安になっていた自分に気づき、医学部受験をここで諦めるのではな く、今まで目指していた福島県立医科大に挑戦するため、もう一度気持ちを切り替えて入試に向 かうことが出来たと思います。
福島県立医科大学の入試はどうでしたか?

自治医科大学の不合格の後、気持ちが揺らいでいたので合格するのは難しいと思っていました。 しかし、入試本番での総合問題では、一番苦手な数学が思っていたよりも解け、体感 8,9 割く らい解けたのではないかと思います。物理は4問中1問しか解けませんでした(笑)生物と英語 は今まで通り解けたと思います。直前まで悩んでいたことで、面接の練習をしっかりすることが 出来なかったこともあり、面接前は心臓がバクバクしていました。ただ、面接が始まると和やか な雰囲気で全く緊張することなく、質問にしっかり答えることが出来たと思います。
合格を知った瞬間の気持ちは?

驚きすぎて、全然信じられなかったです。人生で初めて嬉し泣きしました。前日まではいつも通 り過ごすことが出来ていたのですが、発表一時間前になって勉強しても全く集中できず、解いている問題が手につかなかったです(笑)
発表当日まで勉強を続けられる頑張りが最後に結果につながって本当に良かったです。

本当に良かったの一言に尽きます。一番良い形で受験を終えることが出来ました。
大学に入ってからやりたいことはなんですか?

部活に入りたいです。引き続きサッカーをしたいと考えています。
今までの受験勉強を振り返ってみて、なにか得たことはありますか?

受験勉強を通して人として成長できたと思います。最後まで物事をやり切る力や辛い状況でも 自分を律すること、周りの人たちへの感謝など多くのことを学ぶことが出来ました。
将来の夢をお聞かせください。

妥協せず後悔しない人生を送ること。
そして、多くの人たちに信頼される小児科医になることで す。

